未経験者必見!アルバイトからエンジニアを始めるメリットとは?

未経験者必見!アルバイトからエンジニアを始めるメリットとは?

エンジニアという職業は、システムやアプリケーションの開発を通して、多くの人々の暮らしを便利・快適にすることができる、やりがいのある仕事です。
しかし、未経験の状態からIT企業へ就職することは難しいとされています。

本記事では、未経験者がエンジニアとしてキャリアをスタートする際に直面する難しさや、アルバイトからエンジニアを始めるメリットについてご紹介します。

未経験からエンジニアになる難しさ

近年、IT業界の待遇の良さや将来性から、エンジニアへの転職を目指す人が増えています。
しかし、いざ転職活動を始めても、なかなか内定を貰えず挫折してしまう人も少なくありません。
ここでは、未経験からエンジニアになることの難しさについてご紹介します。

IT知識があることを前提としている

IT未経験の方が就職活動をする際、多くの人がハードルとして感じることは、企業の募集要項がIT知識を前提としている点です。

求人の募集要項には、「JavaScriptの開発経験が1年以上の方」や「ERP、Azure、Lravel、オープン系システムいずれかの経験がある方」など、IT経験者を対象とした求人が目立ちます。
そのため、未経験の方は応募できる求人が大幅に限られてしまうのです。

また、IT企業においては、ZoomやSlackなどのツールの使い方やOffice操作など一般的なPCスキルも「使えて当然」というスタンスが一般的です。
文系出身の方や、普段PCを使わない方にとっては、未経験からエンジニアになるには非常に大きな壁があると言えるでしょう。

実績・ポートフォリオを求められる

エンジニア職の採用試験において、企業は実績やポートフォリオを重視する傾向にあります。

例えば職務経歴書には、「アプリケーションAのAWSインフラ部分を担当」、「ビックデータ解析プロジェクトにおいて、Pythonライブラリを用いたシステム実装」などを記載します。
さらにポートフォリオとして、フロントエンド志望の場合は作成したHP、バックエンド志望の方は作成したコードなどを提示することが一般的です。

未経験者にとっては、実績もポートフォリオ作りも困難であるため、企業へのアピール不足となってしまいます。

経験者が優遇される

エンジニアの採用市場では、経験者が未経験者よりも優遇されることが一般的です。
経験者はすでに実務でのスキルを持っており、プロジェクトにすぐに貢献できると期待されます。

もちろん、会社として人材育成として社員を育てるという考えはあります。
しかし、育成枠として採用する場合は新卒や第2新卒の年齢までです。
20代後半や30代のメンバーはプロジェクトの中心人物、プレイヤーとしての働きが求められるため、未経験者の採用は非常に厳しくなってしまいます。

以上のように、ITエンジニアとしてのキャリアを築くには、ITスキルと実務経験の両方が必要です。
エンジニアとしてIT知識と実務経験を積む第一歩はどのようにすればよいのでしょうか。
次章では、未経験からエンジニアになれる効果的な方法についてご紹介します。

アルバイトからエンジニアを始めるメリット

未経験からエンジニアを目指す際に、最も効果的な方法はアルバイトから始めることです。
アルバイト経験を通じて、実務でのスキルを習得し、エンジニアとしての基盤を築くことができます。
ここからは、アルバイトからエンジニアを始めるメリットをご紹介します。

簡単な仕事から始められる

未経験者にとって、いきなり高度なプログラミングや複雑なシステムの開発を任されるのは難しいですが、アルバイトならば簡単なタスクから徐々にスキルを磨くことができます。

具体的には、アプリケーションのテスト工程の実施や簡単なバグ修正、開発補助などの業務からスタートします。これらの作業を通じて、基本的なITスキルを身につけることができ、エンジニアとしての基礎を築くことが可能です。
さらに、これらのタスクをこなすことで、実際の開発現場の雰囲気やチームの働き方を学ぶことができます。

アルバイトの場合、正社員や業務委託契約よりも求められるスキルや条件の敷居も下がります。
そのため、エンジニアとしてのキャリアを踏み出すには、アルバイトが最適な選択と言えるでしょう。

実践的なスキルの習得が可能

アルバイトとして業務を行うことで、実践的なスキルの習得が可能です。
筆者自身も、エンジニアとして10年ほどのキャリアがありますが、実際の開発現場で働くことを強くおすすめします。

例えば、同じアプリやシステムの見た目・挙動をしていても、コードの書き方一つで、アプリケーションのパフォーマンスやセキュリティリスクなどに差が出てしまうものです。

有料の学習サイトや動画教材では、プログラミング言語の基礎やコードの書き方を学ぶことができます。
しかし、これらの教材では、実際の開発現場で必要となるチームワークやプロジェクト管理、予期せぬトラブルへの対処法など、実務に直結するスキルを学ぶことは難しいです。

そのため、エンジニアとしてのキャリアを真剣に考えるのであれば、学習教材だけに頼るのではなく、実際の開発現場でのアルバイトを経験することが非常に重要です。

学習時間を確保できる

皆さんは1,000時間・10,000時間の法則を聞いたことはあるでしょうか。
ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、それだけの練習・努力・学習時間が必要という法則です。

アルバイトで働くことは、プログラミングに触れる時間を増やすという点においても非常に有効です。
独学や本業との仕事の両立をしながらプログラミング学習をする場合、1日の学習時間には限界があります。

しかし、アルバイトの場合は働きながらプログラミング学習をすることが可能です。
また、周囲にはプロのエンジニアがいる環境で学ぶことができるため、フィードバックを貰いながら、効率よくプログラミング知識を習得できるようになります。

実績・ポートフォリオを作成できる

アルバイトとしてエンジニアを経験することで、実績やポートフォリオを作成することが可能となります。
これらは就職活動において、自分のスキルや経験をアピールする重要なツールとなり得ます。

例えば、職務経歴書や面談において、特定のプロジェクトでどのような役割を果たしたか、どのような技術を使用したか、チームでどのように貢献したかを詳細に記載・説明することで、企業側に自身の能力をアピールすることが可能です。

ただし、経歴書やポートフォリオを公開する際は、著作権や守秘義務に注意が必要です。
これは、業務で作成したコードや製作物に関しては、発注側企業や自社に所有権があるためです。
必要に応じてクライアントからの許可や、培ったスキルを活かしてアプリを自主制作するなどの方法を取る必要があります。

社員登用制度がある場合も

アルバイトとして働くメリットの一つに、社員登用制度の存在があります。
一部の企業では、アルバイトとして働いている優秀な人材を正社員として採用する制度を設けています。

自分のスキルや仕事への取り組み方を示すことで、企業からの信頼を得ることができます。
社員登用制度を利用することでスムーズにキャリアアップが図れ、環境の変化も最小限におさえながら、エンジニアになることが可能です。

以上の理由により、未経験者にとってアルバイトで働くことは、エンジニアとしてのキャリアを着実に築くための効果的なステップとなります。

まとめ

未経験からエンジニアを目指す場合は、さまざまなハードルが存在します。
就職活動時に、IT知識や実績が求められることを考えると、エンジニアとしてのキャリアをスタートするのは簡単ではありません。

そこで本記事では、アルバイトを通じて実務経験を積みながらエンジニアとしてのキャリアを築く方法についてご紹介しました。
アルバイトであれば、簡単な仕事から始められ、より実践的なスキルを身に着けることが可能です。

さらに、企業によっては社員登用制度を設けている場合があります。
これらを活用することで、スムーズにキャリアアップを図ることも可能となります。

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mirapura

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