未経験が習得すべきプログラミング言語は?選び方も紹介!

未経験が習得すべきプログラミング言語は?選び方も紹介!

未経験からITエンジニアを目指す場合、どのプログラミング言語を選ぶべきか迷う人もいるでしょう。
世の中には数多くのプログラミング言語が存在し、それぞれに特徴や用途があります。

そこで本記事では、未経験者におすすめのプログラミング言語とその選び方について解説します。

プログラミング言語の基本理解

未経験者が最初に学ぶべき言語を選ぶ際には、その言語の特徴や用途を理解することが重要です。
はじめに、プログラミング言語とは何か、そして言語を選ぶ基準について解説します。

プログラミング言語とは

プログラミング言語を一言で言うと、コンピュータやサーバーに指示を出すためのツールです。
企業のホームページやSNSなどのアプリケーションは、このプログラミング言語で作成されたプログラムによって動いているのです。

プログラミング言語の歴史は1950〜60年代から開発が始まっており、今も新たな言語の開発や既存言語のバージョンアップが頻繁に行われています。
また、プログラミング言語の数は現在250〜300言語ほどあると言われています。

これら数多くのプログラミング言語には、それぞれ得意分野があります。
例えば、ウェブ開発にはJavaScriptやPHP、データ解析にはPythonやRといった言語が適しています。
そのため、開発するアプリやシステムに合わせてプログラミング言語を選定することが重要です。

プログラミング言語の選び方

未経験が最初に学ぶプログラミング言語の選定は慎重に行う必要があります。
なぜなら、プログラミング言語の選択は、自身のエンジニアとしてのキャリアを大きく左右するためです。

プログラミング言語は非常に奥深く、初心者が同時に複数の言語を習得することは難しいです。
さらに、各プログラミング言語にはそれぞれ特有の特徴や得意分野があります。

したがって、一度プログラミング言語を選ぶと、その言語が得意とする分野の仕事に縛られてしまう可能性があります。

ここでは、プログラミング言語を選ぶ基準について、3つご紹介します。

  • プログラミングで作りたいもので決める
    自分がプログラミングで作成したいものに合わせて言語を選ぶと良いでしょう。
    例えば、ウェブ開発者を目指すなら、JavaScriptやPHPが必須です。
    モバイルアプリ開発者を目指すなら、SwiftやKotlinが役立ちます。

    また、将来キャリアアップを行う際も、フロント部分を学んだあとはデザインかバックエンド、インフラを学んだあとはバックエンドやデータベースなど、親和性の高い分野へ進むことになります。
    数年後を見据え、自身の目指すキャリアに合わせて言語を選ぶようにしましょう。
  • 難易度で決める
    次に、言語の学習難易度も考慮に入れましょう。
    プログラミング言語は、文法やライブラリの有無によって習得難易度は異なります。

    初心者にとって学びやすい言語としては、PythonやJavaScriptが挙げられます。
    これらの言語はシンプルな文法と豊富なライブラリが特徴で、初めてのプログラミングには最適です。
    最初は学びやすい言語から始めることをおすすめします。
  • 将来性で決める
    言語の将来性も重要なポイントです。
    現在人気のある言語が、将来的にも需要があるとは限りません。

    例えば、PythonやTypeScriptなどは、AI分野やAPIに強い言語であり、将来的にも需要が高い言語と予測されています。
    一方で、Rubyという言語は、一時Webサイト制作にはなくてはならない言語でしたが、最近ではPHPが主流となりあまり使われなくなってしまった言語の一つです。

    以上より、言語の将来性も考えて選定するようにしましょう。

未経験が習得すべきプログラミング言語

ここからは、未経験者が習得すべきプログラミング言語について解説します。
各言語の特徴やおすすめ度を参考に、自分に最適な言語を見つけてください。

【おすすめ度★★★】Python

Pythonは、シンプルで読みやすい文法を持ち、初心者に最適なプログラミング言語です。
また、データサイエンスや機械学習、ウェブ開発などの分野が得意であるため、将来需要も安定していると言えます。

ただし、Pythonはフロントエンド開発には向いていない言語となります。
そのため、バックエンドやデータサイエンス志望の方におすすめの言語です。

【おすすめ度★★★】JavaScript

JavaScriptは、ウェブ開発において欠かせないプログラミング言語です。
HTMLやCSSと組み合わせて使用されることが多く、フロントエンド開発の基本となる技術となります。

また、JavaScriptには多くのフレームワークやライブラリがあり、ReactやNode.jsなどフロントエンドとバックエンドの両方を開発することが可能です。
さらに、TypeScriptやC言語、Javaと文法が似ているため、JavaScriptの知識があれば習得が容易になるメリットもあります。

【おすすめ度★★】PHP

PHPは、サーバーサイドのウェブ開発に広く使用されているプログラミング言語です。
特にWordPressのようなコンテンツ管理システム(CMS)でよく使われています。

PHPは、HTMLと簡単に組み合わせて使用できるため、動的なウェブページの作成を得意としています。
その汎用性から市場の需要も高く、安定した収入を見込める言語の一つです。

【おすすめ度★★】C言語

C言語は、システムプログラミングや組み込みシステム開発に広く使用されるプログラミング言語です。低レベルのハードウェア制御が可能で、高速な実行性能を誇ります。

また、C言語はC++やC#など多くのプログラミング言語の基礎となるため、学ぶ価値のある言語と言えます。
例えば、C言語からC#、Unityと言ったゲーム開発の道や、Javaなどのアプリ開発の道なども可能です。

【おすすめ度★★】HTML/CSS

HTMLとCSSは、ウェブページの構造とデザインを定義するためのマークアップ言語とスタイルシート言語です。
厳密にはプログラミング言語ではありませんが、ウェブ開発の基礎として非常に重要なスキルとなります。

また、他言語でもフロントエンド部分はHTMLをそのまま記述するようなフレームワークがあるため、学んでいて損はない言語です。
しかし、習得の簡単さから扱えるエンジニアも多く、市場価値としてはあまり評価されないスキルとなっています。

【おすすめ度★】Ruby

Rubyは、ウェブアプリケーションフレームワークであるRuby on Railsを使った開発で利用される言語です。

上述しましたが、以前はWebサイト構築になくてはならない言語でしたが、PHPの台頭により、現在ではRubyの採用は少なくなっています。
そのため、新規プロジェクトよりも運用保守や機能追加としての需要が多くある言語となります。

【その他】Go/Flutter/Terraformなど

その他にも、ここでは紹介できなかったプログラミング言語がたくさんあります。

Goは、Googleが開発したシンプルで効率的なプログラミング言語で、並行処理やサーバーサイド開発に強みがあります。
FlutterもGoogleが提供するフレームワークであり、iOSとAndroidの両方のアプリを作成できます。
他にも、サーバーやデータベースなどのインフラストラクチャを管理する為のIaCとして利用するTerraformなどがあります。

それぞれの特徴を理解し、自身の興味やキャリアに合わせてプログラミング言語を選ぶようにしましょう。

プログラミング言語の効率的な学習方法

プログラミング言語を決めた後は、学習に取り掛かりましょう。
書籍やオンライン教材で学び、実際にコードを書いていく方法が基本的なやり方です。
しかし、独学では解決できない疑問やエラーなど壁に当たることもあります。

プログラミング言語を効率的に習得するためには、効果的な学習方法を取り入れることが重要です。
自学自習だけでなく、プロから指導を受けることで、より深い理解と実践的なスキルを身に着けることができます。

しかし、未経験の状態でプロにプログラミングを教えて貰うことは現実的ではありません。
プロのエンジニアは時給3,000円〜5,000円程度の単価であり、1日メンターとしてお願いするだけで数万円掛かることになります。

最後に、プログラミング言語を効率よく学習するためにおすすめの方法をご紹介します。
それは、エンジニア企業のインターンシップ制度やアルバイトを通じてプログラミング学習をする方法です。

これらの方法を利用することで、実際の開発現場かつ、プロの隣でコーディングのスキルを学ぶことができます。
また、企業によっては社員登用制度を設けている場合もあり、将来のキャリア形成にも繋がる可能性があります。

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