プログラミングができなくても年収500万のエンジニアになれた話

プログラミングができなくても年収500万のエンジニアになれた話

ITエンジニアと言えば、真っ先にプログラミングを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、エンジニアを目指してプログラミング学習に励むも、その難しさから挫折してしまった方もいるでしょう。

実は、プログラミングができなくてもエンジニアとして成功することは十分に可能です。
本記事では、プログラミングのスキルがなくても年収500万円を達成する方法について詳しく解説します。

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プログラミング不要でもエンジニアになれる!

プログラミング不要でもエンジニアになれる!

IT業界では、多くの人がプログラミングの重要性を強調しますが、エンジニアには様々な役割があり、必ずしもコーディングが必要とは限りません。
ここでは、プログラミングスキルが不要でもエンジニアになれる理由について解説します。

エンジニアには多様な職種がある

エンジニアと一口に言っても、その職種はシステム設計からデザイン・データ分析など多岐にわたります。
例えば、デザイナーやテストエンジニアは、ユーザーエクスペリエンスや品質保証に重点を置く職種であり、コーディングスキルは必須ではありません。

これらの職種は、プログラミングが苦手な人でも挑戦しやすく、専門知識やスキルを活かして仕事をすることが可能です。
プログラミングが不要なエンジニアの具体的な職種については、本記事の後半でご紹介します。

AIの活用

プログラミングスキルが不要と言っても、そのスキルがゼロだと仕事に支障を来すこともあるでしょう。
しかし、近年ではAIを活用することで、プログラミングスキルを補うことが可能となっています。

例えば、ChatGPTやCopilotなどの生成系AIでは、HTML/CSSやPythonのコードを書くことが可能です。
このように、自分の苦手な分野をAIで補完することで、プログラミングなしでもエンジニアの仕事ができるのです。

プログラミングなしで年収500万円を実現した事例

次に、実際に筆者がプログラミングスキルなしで年収500万円を実現した実例についてご紹介します。
実は私自身、エンジニア歴は10年ほどありますが、プログラミングはほとんどできません。
PythonやPHPなどのプログラミング言語の得意なことや特徴、簡単な文法が理解できる程度です。
実際のプロジェクトのソースコードを見ると、「なんでこんなファイル数があるの…」と絶望しています。

そんな私でも、20代前半で年収500万を達成しました。
これは私の職種がインフラエンジニアであるためです。

インフラエンジニアはサーバーやルーターの設計・構築・運用を主に行う職種です。
これらの業務にはプログラミングのスキルは必要ありません。
Linuxコマンドやルーター機器のコマンドやネットワークの理解があれば仕事ができます。
加えて、インフラ系のスキルは、プログラミングよりも簡単に習得することが可能です。

また、業務ではコミュニケーション力や問題解決力などのソフトスキルにも力を入れました。
具体的には、ベテランがいる中でもしっかりと発言を行いチームの課題に取り組む、障害やエラーが出た際は自分の担当外でも出来る限りサポートするなどを行いました。
これによりチームや上司から良い評価を頂き、500万円を超える年収を貰えるようになったのです。

その後、ネットワークエンジニアからクラウドエンジニアへキャリアアップし、20代後半では600万円以上の年収を得ることができました。

プログラミング不要のエンジニア職種

プログラミング不要のエンジニア職種

プログラミングスキルがなくても、エンジニアとして活躍できる職種は数多くあります。
ここからは、プログラミングスキル不要のエンジニア職種を紹介します。

デザイナー

デザイナーは、ユーザーエクスペリエンス(UX)やユーザーインターフェース(UI)の設計を担当する職種です。
FigmaやAdobeなどのデザインツールを主に利用するため、プログラミングのスキルは必要ありません。

デザイナーの仕事には、Webデザイン、アプリデザイン、グラフィックデザインなどがあり、高い需要があります。
経験を積むことで、年収500万円以上を目指すことも可能でしょう。

テストエンジニア

テストエンジニアは、ソフトウェアやシステムの品質保証を担当します。
テスト計画の立案やテストケースの作成、実行、報告が主な業務となり、プログラムのコーディングなどは行いません。

特に、ソフトウェアテストの自動化が進んでいる現在では、テストツールの使い方を学ぶことで、効率的なテストを実施できるようになります。
しかし、一般的にテストエンジニアは給与が低いというデメリットもあります。
品質保証に関する専門知識を身に着け、品質管理部やISO部門などにキャリアアップすることで高収入を得ることが可能です。

フィールドエンジニア

フィールドエンジニアは、顧客の現場での設置、設定、保守、修理を担当するエンジニアです。
ネットワーク機器やサーバー、通信機器などの設置やメンテナンスを行うことが主な業務となるため、プログラミング能力は必須ではありません。

フィールドエンジニアは、顧客や社内のエンジニアとのコミュニケーションや現場対応が重要であるため、人間関係のスキルが重要となります。

情報システム部門

企業内の情報システム部門(IT部門)では、社内のIT環境の管理や運用を担当します。
情シス部門では、大きな会社であればプログラミングスキルが必要な場合もありますが、中企業の規模では不要な場合もあります。

その理由として、サーバーやシステムの開発などの業務を外部委託(アウトソーシング)するためです。
中小企業では幅広いIT業務を担当することが多く、個々のプロジェクトに関してコーディングを行うような人員も工数もありません。
そのため、情報システム部門では委託企業のコントロールや調整などのスキルが重要となります。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、企業のネットワークインフラの設計、構築、運用、保守を担当します。
CiscoやNEC製のルーター、スイッチを扱うスキルや、ネットワークの知識があれば活躍できる職種です。

CLIによる操作が主で、未経験の方にとっては難しいと感じる分野かもしれませんが、設定ファイルは2つのみ、コマンドも限られるため比較的簡単に習得することができます。

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クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、クラウドサービスの設計、構築、運用、管理を担当するエンジニアです。
特にAWS(Amazon Web Services)やAzure、Google Cloudなどのクラウドサービスの知識が求められます。

小規模のプロジェクトではGUIで開発を行うため、プログラミング不要で業務が可能です。
しかし、中規模以上のプロジェクトになると、IaC(Infrastructure as Code)やCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)を扱う必要が出てきます。

クラウドエンジニアは、将来的にはプログラミングスキルを習得する必要があることを覚えておきましょう。

プログラミングを学ばずにITエンジニアになるには

プログラミングを学ばずにITエンジニアになるには

ここまで、プログラミングスキルが不要なITエンジニア職種について解説しました。
JavaやPHPなどの言語を習得する以外にも、ITエンジニアには多用な働き方があります。
自分の得意な分野を見つけ、エンジニアとしての第一歩を踏み出しましょう。

プログラミングを学ばずにITエンジニアになるには、プログラミングスクールがおすすめです。
「プログラミングを学ばないのにプログラミングスクール?」と思う方もいるでしょう。

プログラミングスクールは、プログラミングだけを教える場所と思われがちです。
しかし、実際にはデザインやインフラ系のスキルも学ぶことができる場所となっています。
プログラミングを挫折してしまったがエンジニアを諦めきれない方は、これらの職種を目指すと良いでしょう。

下記ページでは、おすすめのプログラミングスクールを紹介しています。
各スクールの特徴や料金を比較して、自分にあったプログラミングスクールを選択しましょう。
現役エンジニアが選ぶプログラミングスクール

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